１１月・月例祭
２０１０．１１．２１（日）
この日は護摩堂にて護摩供養でした。
髙住職、林副住職、鶴田先生、浦崎先生が参加されました。
曇りがちで、護摩堂から見える外の様子は、暗い感じがしました。
こんな日には護摩の火も更に暖かく感じます。
お経が始まり、護摩壇に火が入りました。
途中、護摩壇の火が大きくなったり、抑えられて小さくなったりしました。
火が大きく大きくなった時には思わず身を乗り出す人が多かったように思います。
護摩の火がたくさんの願い事を仏様に届けてくれるでしょう。
最後に法話がありました。
～～～～～冬至のお話～～～～～
早いもので、１１月です。だんだん寒くなりますので皆さんも身体に気をつけて下さい。
今日もたくさんの人が風邪をひいて来られませんという連絡がありました。
来月は２２日が冬至ですね。
冬至には肌着やさらしに年と名前を書いて厄除けの供養をします。
冬至というのは、年の終わりと思いがちですが、実は年の始まりにあたります。
この日から、昼が長くなっていきます。
この日まで夜が長かったのが、だんだん夜が短くなっていきながら昼が長くなっていきます。
だから、冬至が終わりなのではなくて、始まりなのです。
昼が長くなる生活に入る前に厄除けをして元気になりましょう、と言うのが冬至の厄除けの供養なんです。
もちろんその時には、皆さんご存知のようにお粥を食べたりします。
今日は、Pさんが、カボチャのお粥を炊いてきてくれました。
何故食べるかというと、体の健康のために、です。
だから、みなさん少しでも召し上がって行って下さい。
食べて元気になって、来月はまた、冬至のあずきのお粥を食べて下さい。
そして何とかかんとかして長生きにつなげていくしか仕方ないかなぁと、そう思います。
寒い時ですので、身体に気をつけて下さい。
また、来年のカレンダーが出来上がりました。
来年は家庭の中に観音様が一緒におられて守って頂きたいなぁと思って観音様の絵でカレンダーを作りました。
もらって帰って下さい。
最後にけがや病気の方、苦しい方、今日参加できなかった方のために般若心経を１巻を唱えさせて貰います。
～～～～～終わり～～～～～
法要後はみんなでかぼちゃのお粥とキムチ、水キムチを頂きました。
白玉の入ったお粥はかぼちゃの甘さと、キムチがよくあう、おいしいお粥でした。
来月の冬至にはＫ信者様が小豆のお粥を振る舞って下さいます。もちろん、作って下さるのはＰ様です。
是非大勢の方がお元気でお参りくださいますようお祈りいたします。
今日も元気にお参りできたことに感謝して。
合掌
