8月・大峰山登拝修行

2010.8.1(日)〜2(月)


今年の大峰山登拝修行は先生3人を含む14人のご参加でした。
例年ご一緒の他寺のご参加が無かったため、少し寂しい登拝修行になってしまいました。

それでも、良いお天気に恵まれた修行になったようです。

私が体調不調で参加できなかったため、先生より写真のデータなどを頂きましたのでご報告いたします。



1日目・洞川の遥拝場手前の辺りで



 

1日目・男山の行場にて


大峰山は日本で唯一女人禁制の御山です。どんなに登りたくても立派な登山家であっても女性は入れません。
現在は、女性であっても遥拝所まで入れるようになりましたが、 昔はその手前の母公堂の辺りまでしか入れませんでした。
母公堂は、1300年前、行場を開かれた役行者の母君が息子に会うためにここまで登ってきたけれども、 ここより先へは入れなかったといういわれのある場所です。
女性のための行場は、蛇の倉岳があり、母公堂より更に下ったところに登山口があります。
女性のための行場としてはもう一つ別に稲村岳の行場があります。
私は行ったことがないのですが、たいそう厳しい行場で、大の男も舌を巻くという位の行場だそうです。
蛇の倉の行場でさえ膝が笑うような私にはとうてい入れない行場ですね。

修行で疲れた身体は、宿の温泉で癒して頂いて、ゆっくりお休み頂いたことと思います。

例年2日目は早朝より、龍泉寺へお参りに行っています。
朝食の後はバスで洞川を出発、吉野の金峯山寺へ向かいます。
東南院から金峰山寺、健脚な方は更に脳天大神までお参りに行きます。
今年も何人か脳天大神にお参りに行かれたようです。



2日目・本山・金峰山寺蔵王堂の前で


例年、バスで大阪に戻ると、里の暑さにめまいがするのですが、今年はことのほか暑かったことでしょう。
すがすがしい山の空気をいっぱい吸い込んで、心身共にリフレッシュされたのではないでしょうか。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。


最後に今年の大峰登山修行の決算を簡単に紹介いたします。

 例年先生方の参加費は信者様の参加費からまかなっておりましたが、今回は参加者が少なかったため、先生方にも参加費をご負担頂きました。
 残金につきましては、例年通り、お賽銭箱に収められました。
 信者のM様よりスイカ・キムチ・塩からを差し入れして頂きました。
 喫茶室よりゆで卵を差し入れして頂きました。
 ありがとうございました。合掌。

来年は私も、元気になって参加したいものです。
皆様も、どうぞご参加ください。
   

   
合掌


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