7月 月例祭
2013.7.21(日)
7月の月例祭にご参加の先生方は、高住職、林副住職、鶴田先生、川本先生でした。
暑い中大勢の信者様もご参加くださいました。
私は先月の月例祭に参加できなかったので、久しぶりの護摩供養でした。
護摩堂はエアコンが効いているのですが、護摩壇のあたりは相当な熱さだと思います。
読経の最中にも汗が流れ落ちます。
高先生はどれほど暑いことでしょうか。
ご供養が終わると高先生のお話がありました。
夏の護摩は大変暑いですが、先生はいつもおっしゃいます。
「暑いときの護摩はいいですね。暑い時に暑さに負けないでする護摩焚きは気持ちがいいものです。」
前のほうに座りますと、護摩壇の熱風が感じられ大変暑いです。
暑さの中の護摩供養、読経は本当に自分と向かい合う気持ちがします。
護摩を焚かれる先生は流れる汗もそのままに作法をされるので、お勤めが終わって法話をされる頃には汗を拭きながらになります。
「般若心経の後半に、『行こう。行こう。』と言っているところがあります。
さて、『行こう、行こう、どこに行こう。』と言っているのでしょうか。」
・・・
「それは、実は悟りの世界に行こうと言っているのです。」
この暑い時にお参りにこられる皆様も、悟りに近づこうとされているわけですね。
なるほど、わかりやすいです。
また、欲を捨てなさいというお話もされました。
「『私が自分の子供のために一生懸命にして何が悪いんや。』という人がいます。これも欲なのですよ。」
自分だけ、家族だけ、という思いを戒めてくださいました。
そして、私たちの周りに仏様がおられるのだとお話し下さいました。
「私たちを取り巻く空気、その中にも仏様はおられます。」
さて8月はいろいろな行事が続きます。
大峰山登山修行、旧暦の七夕、先祖供養の百中、それから地蔵盆もありますね。
皆様どうかお元気でお参りください。
高先生のお話の後に、この日来れなかった信者様のために、また悩みや苦しみを抱えながら頑張っている縁者の方々のために
般若心経を1巻唱えてこの日の月例祭が終わりました。
最後にみんなでP様の作ってくださったチャプチェやキムチをいただきました。
お餅やグレープフルーツもみんなでおいしくいただきました。
ごちそう様でした。
合掌