1月 月例祭

2012.1.15(日)


 ご参加の先生方は、高住職、鶴田先生、大隈先生、井上先生でした。

 私も久しぶりの参加でした。
 とはいえ、体調は万全とは言えず頭痛のため直前まで薬を飲んで寝ておりました。
 出かける時間となり娘と一緒に家を出たのですがめまいやら動悸やらでやっとの思いでお寺にたどり着きました。
 いざ読経が始まると、声が出ないなりに合わせることができてうれしい思いでした。
 次第に声がかすれ初めて困ったなぁと思いつつ読経を続けていたら再び声が出始めました。

 写真も撮れました。
 今回は久しぶりに私の撮影した写真です。





 不思議なもので、お勤めをさせていただくうちに元気になります。
 あるいは、しんどいことを忘れると言ったほうが正しいのかもしれませんね。
 いつもありがたいことだと思います。

 いつも通りに日本語の読経の後、韓国語の読経もご唱和させていただきました。
 韓国語のお経さんもしばらくぶりでしたから、途中わからなくなった部分がありましたが、 それなりに信者の皆様と一緒に唱えられてうれしい思いでいっぱいでした。

 この日は読経の後に光明真言の加持祈祷をしていただくことになっていて、高先生から光明真言についてのお話がありました。
 高先生の作ってくださった説明書の中に大変わかりやすい対訳の部分がありますので、載せておきます。


 おん「誠心誠意」「心よりお願いいたします」と言う意味です 
 あぼきゃ 「空間に満ち満ちている状態で、時間的に切れ目なく繋がっている」ことを表しています 
 べいろしゃのう「きらきらと光り輝くものよ」ということで 大日如来様への呼びかけです 
 まかぼだら 偉大なる印、誓いを示すもの即ち<悟り>です 
 まに宝珠のことで<知恵>を表しています 
 はんどま 蓮華のことで<慈悲>を表しています 
 じんばら光明のことでまさしく<真言>をさします 
 はらばりたや 「差し伸べてくださいませ」と言う意味です 
 うん最初の「おん」と同じ意で、「是非とも宜しくお願いいたします」と言うことです 



 私が意訳しますと、
「お願いいたします。この世の隅々までを照らしてくださいます大日如来様、御身の悟りと知恵と慈悲のお心を持って どうぞ迷える私を(ご先祖を)お救いくださいませ。重ねてお願いいたします。」
ということではないでしょうか。
 光明真言の意味を知ると本当にありがたい御真言だとわかりますね。
 暗闇を照らしてくださることとともに覚えておきたいものです。





 そのほかにも、数珠の持ち方とお線香の作法も教えていただきました。
 私も長くお寺のお手伝いをさせていただいていますが、知らなかったので、勉強になりました。
 内容については、また別の機会に掲載したいと思います。





 さて、この日は最後に加持祈祷をしていただきました。
 光明真言を唱和する中で高先生に一人一人加持を受けた後、鶴田先生による法剣加持を受けました。
 高先生は密教の法具三鈷杵と聖水を使って頭、肩、ひざなどの加持を施してくださいました。
 鶴田先生の法剣加持では、悪いところ、痛いところを中心に加持していただくので、私はひざの加持をしていただきました。






 月例祭の行事が終わり、護摩堂に移動しました。
 本堂のお正月のお供え餅を喫茶室のママさんが焼いて、おぜんざいを作ってくださいました。
 キムチも添えていただいてみんなでおいしくいただきました。
 ごちそうさまでした。


合掌


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