2月 月例祭 新年祈願大祭
2011.2.17(木)
この日も管理人が体調不良のため不参加でありましたので住職の法話原稿を頂きました。
住職の思いの一部でも、お伝えできたらと思います。
*****新年大祈願祭 法話*****
2011年(平成23年 辛卯年 七赤金星)佛紀2555年
今年の方位は、大将軍方北(動士、修屋、引越し禁)
三殺方:西(新築、お墓禁)
向殺方東:東向きは新墓、屋向きは忌む。
恵方は南東(巳午の間)
干支厄年は申、子、辰。
日本では男性42歳、女性33歳が大厄と言われています。
今日は冬の正月満月、春は3月満月の放生、夏は7月15日の百中、 秋の8月15日秋夕(お盆)
<全て旧暦>が厄除けや供養をする日となります。
「人の人生、厄に遭うべし」と言いまして、人間も自然現象と同じです。
雨が降る日もあれば嵐の日もあります。
運の悪い日には謹んで、大難を小難に、小難を無難に、とご本尊様に手を合わせ祈るのであります。
信徒の皆さんの家族の中に厄に当たる人がおられましたら、その人のためにそれぞれ肌着やさらしを燃やし、
厄除け祈願をすると共に、お守りを作成し加持祈祷をして配るのです。
参尊寺もお陰様で、来年は10周年の節目の年になります。
毎年毎年、同じ行事を繰り返しています。「続けることは力なり」です。
これまでの間には未熟なこともあったし、ワンマンなこともあったと思います。
しかしながら皆様のおかげさまをもってここまでやってこられたと感謝しております。
これからも初志一貫の気持ちを大事に精進していきます。
ご本尊様に信心して、皆さん一緒に頑張って生きて行きましょう。
歳が改まれば心も改まります。
皆様も年越しと共に心もあらためて、済んだことは水に流し、昨日の苦労を今日に持ち越すことなく、
毎朝新しい一日を始めましょう。
毎日が新しい日です。
毎日がおめでたく、素直に、謙虚に、明るく、元気に、一日一日を大切に過ごしましょう。
人はいつ死ぬかわかりません。
だから、明日のことで思い悩まず、今日できることは今日してしまいましょう。
今、このときの幸せを探し、幸せを感じたらめいっぱい楽しく嬉しく感じましょう。
幸せは私たちの回りにたくさんあります。
自然の恵みは、光、水、空気、大地、いろいろな形で私たちを包んでいます。
本当は、息を吸えるだけで幸せなのです。おなかいっぱい食べられたらそれも幸せ。
探してみたら、嬉しいこと、楽しいこと、幸せなこと、感謝すること、いっぱいあります。
感謝の毎日を送られれば、幸せなんじゃないでしょうか。
祈り
幸せの時にはありがとう
苦しい時には力をください
淋しい時には聞いて下さい
いつも、
ご縁のある全ての人が幸せで平和でありますように
毎日毎日お祈りしましょう。
*****法話 終わり*****